2019年 年末年始 パーマカルチャー合宿に参加していました。
あけましておめでとうございます。
2018年戌年で年女でしたが、良くもなく、悪くもなく、平穏に過ぎました…
と言いたい所ですが、後半に仕事とプライベートで急展開があり、終わりよければということで、凄くいい1年でした。
仕事では、急遽海外出張があり、現場を知ることって本当に大切だと感じました。
また、行き先がインドネシアで、ある友人に「似合ってるね、行き先が」と言われ、気付きく、確かに。フィリピン行ったらタガログ語で話しかけられるし、最近知り合った人には、ポリネシア系?とか言われる。まぁ、面白いので何でもいいんだけども。
プライベートでは、パーマカルチャーというジャンルの勉強を始めました。
permanent (永久の)とAgriculture (農業)、culture(文化)を組み合わせたオーストラリア生まれの造語で、人と自然がよりよく共存することをデザインするというものです。
このデザインすることを企画するパーマカルチャー・デザイナーの資格を年末から年始にかけて13日間、沖縄の宮古島で取得しました。
ピークの繁忙期である年の瀬に、1週間早いお正月休みを取るという強行に出たのですが、
上司は「いいよー」と二つ返事で、休み前と休み明けがめちゃくちゃ大変でしたが、今思うことは、
本当に参加して良かった。
【「何もかも知らない」ということを知ることが出来た】、貴重な体験だった。
何故、突然農業に?と友人や会社の人に聞かれるんだけど、
海洋汚染問題も温暖化も、全部人間の活動が原因なんですよね。
ビーチクリーンでゴミを拾うのも大切何だけど、何故こんなにプラスチックがあるのか、プラスチックを使わなければならない生活って、なんだろぅ…と、どんどん辿って行くと、海から離れて山に辿り着いた。
海と森はお友達という本もあるように、森によって綺麗な海は保たれます。
そして森だわ、と思った訳です。でも森を作るってどうすれば?緑を増やすためには?
ワクワク出来ない地球環境問題に対して、人がワクワクする魅力をつけるにはどうしたらいいのだろう。
万人に共通する話題。
SNSで人が反応してしまう絶対的なもの。
【食】
これだと。
これしかないと。
農の世界に足を踏み入れることにし、宮古島合宿に参加することにしました。
パーマカルチャーの語源をもう一度。
permanent (持続可能な)agriculture (農業)culture (文化)をデザインする、です。
そもそも持続可能って何?ってことなんですけど、
この言葉、漢字4つ繫いでいるので、まず硬いし、難しいねん、と。
SDGsだって、最近は企業がこぞって言うので、この言葉だけが一人歩きしていて凄く居心地が悪いです。これ以外に短く使える言葉がないからなんだけど、言ってる本人の私も、聞いてる相手も絶対この言葉の持つイメージがパンチなさすぎて、モヤモヤしてる。
そんなある日、ソーヤ海くんのUrban Permacultureの本の中で、文化人類学者の辻信一さんが『持続可能という言葉で誤魔化さないで、「down」「降りる」という言葉がいい。今までup upで来たから、今アップアップしている』と。
クッスッと笑いながら、うまいこと表現したな〜と、私の中のモヤモヤが晴れた瞬間でした。
今の消費社会から、生活を少しづつdownsizingしていくデザインを私はやりたいと思っている、大阪で。これ、絶対流行る。
何故なら、
ベランダでバジルとトマトを育てるの、スーパーで買うより安くて美味しいの。
歯磨き粉、自分で作った方が安いの。
雨水貯めたら、水代安くなるの。
太陽光で料理出来るから電気代浮くの。
最近、確かに実感がある、
エコな生活って、
めっちゃ安上がりで、お金貯まる。
方法や切り口は沢山あって、ここで書ききれない程アイデアが溢れているんだけれど、とにかくパーマカルチャーの面白い所は、
「時代に合わせて変化して良い。自分で追加して、地球と人のためのみんながワクワクする循環デザインなら、これじゃなきゃダメってのないから、何してもOKよ!」
ということなんです。
めちゃくちゃ面白くないですか?
しかもね、まだ人口が少ないので、パーマカルチャーのイベントとか行くと、知り合いの知り合いは、私の知り合いみたいなことが多発して、みんな機動性もあるし、とてもエネルギッシュ。
このジャンルの面白さは、ちょっと想像を超えていました。
もうこれ、想いが書ききれないので、一端ここで区切る。
とにかく、このジャンルの面白さは、本当に良いことしかない(今のところ!)
続く。
全然纏まらないので写真だけでも貼る。